京都でハズせない大人気の和食!上賀茂秋山のセンス溢れるお料理
2017/01/23
京都と言えば、京料理を楽しみに訪れる人も多いかと思います。
たくさんの和食屋さんはあれど、筆頭におすすめしたいのは上賀茂秋山です。
風情ある古民家で京都の素材を生かしたお料理が楽しめる!
「上賀茂御料理秋山」は2006年2月にオープンで、ご主人の秋山さんは吉兆のご出身です。
ミシュランでは一つ星を獲得されています。
地下鉄の北山駅から歩いて10分ちょっと、上賀茂神社にほど近い住宅街の中にある古民家です。
門構えから何とも言えない趣があって、アプローチから期待が高まります。
お店に到着すると、入口横の囲炉裏の部屋に通されお茶をいただきます。
一服してからカウンター席へ通されるのですが、途中の飾り棚には季節のものが飾られています。
秋山さんの魅力はライブ感としみじみ美味しい素材を生かしたお料理
秋山さんはお料理はもちろん美味しいのですが、カウンターならではのライブ感が特徴です。
ご主人の秋山さんの明るく楽しいお人柄が、来る人をファンにさせてしまう魅力があります。
京都のお店に言われがちな一見と常連の差別はまったくないですし、誰にでも分け隔てなく暖かいおもてなしをする姿勢が人気理由なのではないでしょうか?
秋山さんと他のスタッフの人たちとの息もぴったりで、まさにチーム秋山です。
秋山さんの霜月のメューは?
一品目は太刀魚、金時人参、きく菜、カボチャと鷹峯唐辛子のソース。
色鮮やかです。
岡山の柚子の上に太刀魚のあぶり。
柚子は秋山さんの叔父様から送られてきたもので、皮が柔らかくて全部食べられます。
原木椎茸と太刀魚からとった出汁のスープ。
体に染み渡る優しいくて滋味深い味わいです。
蓮根餅のお椀。
お造りは明石の鯛、イカ、ウニ、はまち。
オープン以来の定番メニュー、黒米のお粥。
具は季節ごと変わりますが、今夜は生麩・枝豆・長芋。
秋らしい盛り付けで美しいです。
紅葉の下は小鉢4種。
津居山の蟹、鮑茸とほうれん草と蟹和え、大平豆と柿のなます、無花果とバナナチップの白和え。
鯖の藁焼き。
マナガツオの塩焼きの幽庵がけ。
鷹峯唐辛子とカリフラワーが添えられています。
秋山さんから聞いたのですが、マナガツオってクラゲを食べて成長するそうです。
蕪と蟹のあんかけ、出汁は蟹と蟹味噌からとっていて、蟹の内子と外子、ゆば、白子、飯蒸しが入っています。
上にはカラスミが乗っています。
鍋はカワハギ。チリ酢でいただきます。
お待ちかねのご飯タイム。
秋山さんのご飯は絶品で、何杯でもいけちゃます。
ちなみに4杯いただきました。
1杯目はそのまま、2杯目はお焦げを塩で、3杯目は自家製の味噌で、4杯目は卵かけごはんでいただきました。
水菓子。
亥の子餅。
食後は囲炉裏のお部屋で、秋山さんがお抹茶を立てて下さいます。
美味しいお料理と秋山さんの楽しいおしゃべり、そして値段も良心的で大満足の夜でした。
予約困難ですが、大人気なのも納得の素敵なお店です。
■上賀茂お料理秋山
住所:京都府京都市北区上賀茂岡本町58
電話:075-711-5136
営業時間:ランチ12:00~14:30 ディナー18:00~22:00
アクセス:烏丸線 北山駅より徒歩約15分
定休日:水曜日・月末の木曜日