広尾のアニュと言えば、ミシュランでも星を獲得している星付きの高級フレンチです。
夜はかなりお高めですが、ランチはとってもお得です。
久しぶりにお邪魔しましたか、美味しくてリーズナブルだったのでご紹介したいと思います。
日比谷線広尾駅から商店街を抜けてすぐのところにあり、スタイリッシュな雰囲気です。
アニュって、どんなお店なの?
店名のアニュは、フランス語で「ありのままの」という意味です。
素材を生かしたストレートな味わいが魅力で、見た目も美しくセンスあふれるお料理です。
下野シェフは、六本木の老舗ヴァンサンを皮切りに、ル・ブルギニオン、フランスのトロアグロ、タイ・ユヴァン等の名店を経て帰国後は、代官山のル・ジュー・ドゥ・ラシエットのシェフを務められました。
私が初めて下野シェフのお料理を食べたのは、こちらのお店で2006年のことなので、もう10年も前になります。
その後、2009年に独立されて【ア・ニュ】をオープン、現在に至っています。
魅惑のランチコースとは?
ランチは4コースあり、3,800円の「ムニュー ドゥ シャンパーニュ」にしました。
お得なプリフィクスコースです。
・ドリンク(シャンパン/白ワイン/赤ワイン/ソフトドリンクから選べます)
・前菜
・お肉料理
・デザート
・コーヒー、紅茶、ハーブティー
まずはシャンパーニュでスタート
ドリンクは一杯ついてくるので、シャンパンをお願いしました。
ポワルヴェール・ヴーヴ・オーフレイ・ブリュットNV/Poilvert Veuve Aufray Brut NV。
ピノ・ムニエが主体でふくよかな味わいです。
前菜は牡蠣のカダイフ
前菜は、色鮮やかなお皿です。
宮城県東松島の名産鳴瀬の牡蠣フリットのカダイフと季節のお野菜。
鳴瀬の牡蠣はまろやかで甘味があるのが特徴です。
ソースはベアルネーズ、ガーリック、春菊とほうれん草の3種類でいただきます。
メインは鹿肉のキャベツ包み
肉はもち豚や和牛などありましたが、やはり今の季節はジビエが食べたくなります。
ということで、鹿肉のキャベツ包み シャンピニヨンのヴルーテにしました。
鹿のもも肉をミンチにしたものをハンバーグのようにしてキャベツで包んでいます。
ちょっとロールキャベツっぽいですね。
ソースはシャンピニオンとカボチャの2種類、楽しめます。
合わせたワインはブルゴーニュ。
鹿にブルゴーニュはちょっと意外な組み合わせですが、ソムリエさん曰くお肉の味わがそれほど強くないので、ブルゴーニュの方が相性が良いとのことで、お勧めに従いました。
ドメーヌ・ベルナール・ドラグランジュ ヴォルネイ プルミエクリュ クロ・デ・シャンパン2006/Domaine Bernard Delagrange Volnay 1er Cru Clos des Champans。
デセールは、アイスクリーム3種盛り合わせをチョイス。
柿、フロマージュプラン、チョコレートでした。
食後のコーヒー。
これで、3,800円は本当にお得ですよね(赤ワインは別料金)。
幸せになれるランチです。
アニュのワインのラインナップは素晴らしいので、ワインがお好きなら夜に行かれた際はリストをぜひご覧くださいね。
店内にも巨大ワインセラーがあります。
■ア・ニュ ルトゥルヴェ・ヴー (a nu retrouvez-vous)
住所: 東京都渋谷区 広尾5丁目19−4 SR広尾ビル1F
電話: 03-5422-8851
営業時間: ランチ11時30分~15時00分 ティナー18時00分~23時00分
定休日:火曜日
ア・ニュ ルトゥルヴェ・ヴー (フレンチ / 広尾駅、恵比寿駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.8