2021年オープン!京都のおすすめレストランkoke
中村有作シェフは神戸のカセント出身、2021年4月に京都にkokeをオープン。
2022年度のミシュランでは一つ星を獲得、素晴らしいレストランと噂を聞きつつ、やっと訪問できました♪
地下鉄の烏丸御池駅から徒歩5分、一見レストランとわからずキョロキョロしちゃいましたが、入口の横の石版が目印です。
横の通路を入っていきます。
視界が開けると緑が美しいお庭が出現!
ステキなアプローチってワクワクします♪
扉を開けると素適な空間が広がります。
テーブルは2卓で、席間も広くゆったりしています。
こちらはカウンター席。
スタイリッシュな中にも木の優しさに癒されます。
ライブ感あるオープンキッチン!
広々としたオープンキッチンで、奥には薪が炊かれています。
お料理を作る様子が見られるのは、オープンキッチンならではの楽しみですよね!
お庭にある井戸から汲み上げる湧水を使っているそうです。
ランチコースは13,000円(税サ別)の1本です。
ワインはペアリングがあるとのことでお願いしました。
シャンパンからスタート。
はじめに出てきたのは、湧水と亀岡の地鶏のスープ。
透明感のある地味深い味わいです。
右はビーツのチュイール、左はハーブのピューレとバタークリームの上に自家製カラスミがたっぷりかかったタルト。
秋田のじゅんさい。
クレソンと玉ねぎ、下にはチーズのムースが敷いてあって、混ぜて食べるとさわやかな酸味が広がります。
続いて、タパス5種類。
合わせるワインは白と赤。
白はスペインのオレンジワイン。
赤はガメイ。
酸味が穏やかでエレガント。ガメイのイメージが覆る美味しさです。
白に合わせたタパスは3種。
はじめの2種。
左は、沖縄のパッションフルーツのガスパチョ。
右は、マカデミアナッツのムースの上に湯葉とカシューナッツのスライスがかかっています。
3種目は、明石の太刀魚の炙り、下は山芋、ドライトマトのエキス水でいただきます。
赤に合わせたタパスは2種。
辛みの効いたサラミとペコリーノのサブレ。
自家製のマスタードが挟んであって、上にはシェリーで漬けた卵黄が乗っています。
埼玉のセラーノの生ハム。
下には、鯛のお刺身とローストアーモンドとパプリカのピューレ。
パプリカのピューレ、お刺身に絶妙に合います!
自家製のチャバタ。
12時間ローストしたキャベツが絶品!
大原のキャベツをじっくり時間をかけて、なんと12時間もローストしているそうです。
上からホエーのスープをかけます。
ソース(というかスープ)はいろいろなハーブをブレンドしていてホエーの優しい甘みとあいまって、とっても美味♡
キャベツがトロトロです。
合わせるワインはカルフォルニアのシャルドネ。
言われないとカリフォルニアとは思えない、上品な酸味と果実味がバランス良くて美味しい。
山口のマナガツオの炭火焼き。
下には飴色玉ねぎとエストラゴンのソース、キュウリと菊の花のピューレでいただきます。
お肉は、亀岡七谷鴨のロースト。
旨味が凝縮された味わい深い鴨で、黒玉ねぎのソースと奈良漬けのピューレとよく合います。
合わせた赤は王道、ブルゴーニュのピノ。
間違いない美味しさです🍷
デサートまで完璧な美味しさ!
お腹も満たされてきましたが、スイーツは別腹(笑)。
1皿目は、兵庫の弓削牧場のチーズムース。
モルトジュレの中には粒胡椒が入っていて良いアクセントになっています。
2皿目は、あすかルビーという奈良の苺のフィナンシェと、弓削牧場のアイスクリーム。
どちらも美味しくてペロリいただきました。
久々に大ヒット!幸せになれるレストランでした。
一見スタイリッシュでクールな印象ですが、実は暖かくて丁寧なサービスがとても居心地が良かったです♡
お料理・空間・ホスピタリティがすべて申し分なく、ワインのペアリングも秀逸です。
最後にご挨拶に出てきてくださったシェフとソムリエさんの笑顔も素敵で、ぜひ再訪したい素適なレストランでした。
■Restaurant Koke (レストランコケ)
住所:京都府京都市中京区蛸薬師町287番 IDO1F
電話: 075-223-5055
営業時間:ランチ[金~日]12:00~15:00(L.O.12:30) ディナー[火~土]18:00~23:00(L.O.19:00)
定休日:月曜日