キムタク主演のTBSドラマ「グランメゾン東京」が10月20日からスタートしました!
鈴木京香さん、沢村一樹さん、及川光博さんといった実力派の豪華キャストが魅力ですね。
1話で登場した、かつてキムタクと沢村一樹さんが働いていたパリのレストランランブロワジー(L’Ambroisie)は実際に存在するレストランなんです。
パリ「ランブロワジー」ってどんなレストラン?
ランブロワジーはベルナール・パコさんが1981年にオープンしたレストランで、1986年に現在のヴォージュ広場に移転しました。
天才料理人と名高いパコーシェフは1988年に三つ星を獲得して以来、30年以上もの間ミシュランの三つ星をキープし続けているという超一流レストランです。
現在は息子のマチューさんがシェフとして活躍しており、親子で伝統の味を守り続けています。
ランブロワジーでの撮影は世界初!
そんな名門レストラン「ランブロワジー」にテレビドラマの撮影でカメラが入ったのは、今回の「グランメゾン東京」が世界初なんだそうです!
撮影が実現できたのは、ミシュランガイドの全面的なバックアップとドラマへの熱意が伝わったことと、ランブロワジーのシェフであるベルナール・パコー氏のはからいによってだったとか。
「ランブロワジー」を貸し切りでロケなんて本当に贅沢ですよね。
ランブロワジーと日本との深い関係とは?
実は「ランブロワジー」には、かつて日本人の共同経営者がいました。
それは東京・三田にあるフレンチの名店「コートドール」のシェフ斉須政雄さんです。
1981年にパリでパコーさんと「ランブロワジー」を一緒に立ち上げた後、日本に戻り札幌のコートドールでのシェフを経て、1986年に現在のコートドールを開店しました。
斉須シェフの素晴らしいお料理に魅せられて、長年通い続けている常連さんは数知れずと言われています。
今後のグランメゾン東京の展開にワクワク!
ゴージャスなパリのロケでスタートした1話目は、スケール感とストーリーの面白さが相まって高視聴率の予感がプンプンします!
木村拓哉さんのインタビューでのコメントも熱い想いが感じられます。
木村拓哉さんのコメント!
今回のストーリー上、どうしても必要なシチュエーションということでパリにお邪魔しているのですが、環境に本当に恵まれています。連続ドラマの1シチュエーションにここまで時間と費用を割いてモノを作るって本当に久しぶりで、『GOOD LUCK!!』(2003年)以来の感覚だなと思っています。
「ランブロワジー」ベルナール・パコーシェフのコメント!
実は、ドラマではありませんがカメラが入る撮影には一度だけ協力をしたことがあります。その撮影はあまり良いものではなかったので、それ以来撮影の協力はしていませんでした。しかし今回は、作品を手がけるスタッフの皆さんと打合せをしているうちに、非常に信頼できるスタッフだと感じ、協力させていただきました。(実際に撮影を見て)音を立ててはいけないので遠くから見ていましたが、素晴らしい撮影だと思いました。
料理人にとって星は聖杯のようなものです。私が初めて星を獲得したのは、店をオープンして8カ月の時だったのですが、当時若かった私にとって、すごく感動的な出来事でした。ミシュランの星を獲得するという背景には、日々努力する中にストレスや緊張があります。そしてなにより、毎日全員で良いものを提供し続けなければ成し遂げられない。それを30年続けるのは本当に大変なことで、毎年全力をかけて臨んでいます。
しかしその先にある、店に足を運んでいただいた方に喜んでいただくこと、一緒に仕事に関わっている人たちと喜びを分かち合うことは、料理人にとって活力です。さらに私はそのうえで、次の料理人の世界を担っていく若い世代にそれらを伝えていくことも使命でもあると感じています。
この作品を見る方々に「料理人たちの努力」と「その中で得られる喜び」の双方が伝わり、少しでも多くの若い世代の方々に、料理人の世界の門を叩いていただけたら幸いです。
「グランメゾン東京」は豪華なキャストが魅力なだけでなく、パリのロケをはじめとして惜しみなくお金をかけてるクオリティの高いドラマです。
ドラマを観ていると、俳優陣やスタッフさんの熱意がこちら側にもすごく伝わってきます。
これからの展開にますます期待ですね!
■L’Ambroisie(ランブロワジー) ※ミシュラン三つ星
住所:9 Place des Vosges 75004 Paris
電話:01 42 78 51 45
営業時間:ランチ 12:00-13:30 ディナー 20:00-22:30
定休日: 日・月
料金:ランチ 100ユーロから ディナー 250ユーロから
公式サイト:www.ambroisie-paris.com