米津玄師さんがNHKの紅白で歌って以来、大塚美術館が話題になっています。
1998年に大塚製薬が75周年を記念して作った、徳島県の鳴門市にある美術館です。
大塚美術館の特徴は、作品すべてが陶板画の原寸大のレプリカであることです。
陶板画はキャンパスや紙に比べて経年劣化せず、環境汚染や天災による色彩の退化もなく、その耐久性は2,000年以上と言われています。
レプリカと言っても、精巧で忠実に再現されているので見応え十分です。
モナリザ、最後の晩餐、ゲルニカ、ひまわりをはじめとした世界の絵画や近年人気が高いフェルメールの絵画など、日本に居ながらにして世界の名画を鑑賞することができます。
米津玄師さん以外にも、実はあの有名人が使っていた?!
大塚美術館を有名人が使うのは、実は今回の紅白が初めてではありません。
米津玄師さんがシスティーナ礼拝堂で歌う以前にも、2010年には白鵬さんが奥様が徳島出身とのことで結婚式を挙げています。
2004年には衆議院議員の後藤田正純氏と女優の水野真紀さんの結婚披露宴も行われました。
また、片岡愛之助さんが歌舞伎を演じていることでも知られています。
その他にも、将棋の羽生善治さんと深浦康市さんが第58期王将戦の第1局の会場にもなりました。
引用元:ライブドアニュース
大塚美術館に行きたいと思っている人も多いと思いますが、行く前に確認しておいた方が良い6つのポイントをご紹介したいと思います。
行ってから「しまった~!」とならないように、転ばぬ先の杖で事前にチェックしてみて下さいね。
目次
ポイント1:割引券があればお得&並ばずに入れる!
大塚美術館の入館料は、一般3,240円(税込)と日本一高い料金です。(大学生2,160円、小中高生540円)
少しでも安くなったら嬉しいですよね。
前売りの割引券はコンビニで入手できるので、ぜひ活用してください。
割引券なら、一般3,100円、大学生2,100円、小中高生520円になります。
しかも、前売りの割引券を持っていれば、入口で並ばずに入れるので時短もできますね!
◆割引券を取り扱いしているコンビニ
- ローソン:Lコード 61651
- セブンイレブンチケット:セブンコード 063-045
- JTBレジャーチケット:商品番号 0236648 ※取扱コンビニ:セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ
ポイント2:歩きやすい靴で行く!
大塚美術館は、日本最大の美術館で地下3階から地上2階まであり、延床面積は29,412m²という規模を誇ります。
館内を全て歩くとすると約4キロあり、休みながら鑑賞したとしても、かなりの距離を歩くことになります。
なので、歩きやすい服装とフラットな靴やスニーカーで行くことをおすすめします。
特に女性は、低くてもヒールはなるべく避けた方が良さそうですね。
ポイント3:無料のガイドツアーを活用しよう!
大塚美術館では、美術ボランティアによるガイドツアーを無料で実施しています。
1時間コースと2時間コースがあるので、活用すると代表的な作品を効率的に回れます。
◆定時ガイドツアーの時刻表
※集合場所は、地下3階のシスティーナ・ホール内「定時ガイドツアー集合場所」の看板が目印です。
- 9時40分 2時間コース
- 10時 2時間コース
- 10時半 2時間コース
- 11時 1時間コース
- 13時 2時間コース
- 13時半 1時間コース
⇒ 定時ガイドツアーの詳細はこちら
ポイント4:作品を楽しみたいならイヤホンガイドを借りよう!
大塚美術館には約1,000点の作品がありますが、イヤホンガイドを借りると、その内の約100点の説明を聴くことができます。
イヤホンガイドがあると、それぞれの作品の時代背景や見どころを解説してくれるので、何倍も充実した鑑賞ができます。
ただし、レンタル料は500円(税込)かかります。
スタッフの方に聞いたところ、「無料のガイドツアーに参加してみてから、借りるか考えても良いかと思いますよ」とアドバイスをいただきました。
ポイント5:美術館内はレストランやカフェはあるの?
一日かけてじっくり周りたいと思ったら、食事が心配ですよね。
大塚美術館は、レストランとカフェが3店舗あるのでお腹がすいたり、歩き疲れたらすぐに休憩ができます。
3店舗合わせて、450席もあるので安心ですね。
美術館らしく、ゴッホの絵を再現した撮影コーナーやイベントのテーマに合わせたランチ、地元食材を使ったお料理など、人気のメニューがたくさんあります。
例えば、ゴッホのイラスト入りカップでいただくコーヒーや名画にちなんだ「ひまわりサラダ」「最後の晩餐」、地元の名産「うずしお丼」など、豊富なメニューが揃っています。
美術館内は食べ物の持ち込みはできないので、ご注意くださいね。
⇒ レストラン情報はこちら
ポイント6:じっくり鑑賞したいなら1日では無理?!
大塚美術館は1 000点以上の展示があるため、全て鑑賞するには1日ではとても周りきれません。
時間があまり取れないという場合には、あらかじめ鑑賞したい作品をチェックしておいて、効率的にまわると良いと思います。
展示作品は公式サイトから確認ができます。
ですが、遠方からせっかく行くのであれば、2日間は予定しておきたいところですが、入館料も2倍かかるので悩ましいところですね…。
米津玄師さんの紅白出演で知名度が一気に上がった大塚美術館ですが、日本一の規模と素晴らしい作品の数々を堪能できるので、一度は足を運びたい美術館ですね。
行くからには事前準備をしっかりして、作品を心行くまで堪能して楽しみましょう!
■大塚国際美術館
住所:徳島県鳴門市鳴門町 鳴門公園内
電話:088-687-3737
開館時間:9:30〜17:00 ※入館は16:00まで
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日) 8月無休 お正月明けに連続休館あり
入館料:小中高生 540円、大学生 2,160円、一般 3,240円 ※税込
公式サイト http://o-museum.or.jp/