山崎豊子の不朽の名作「白い巨塔」が岡田准一主演で、5月22日㈬から5夜連続で放送されました!
岡田版財前には賛否両論いろいろ評価があるようですが、視聴率はすべて二桁台をキープしました。
第1話は12.5%、第2話は11.8%、第3話は12.2%、第4話は13.5%、そして第5話(最終話)は15.2%でした。
「白い巨塔」は発行部数600万部突破という大ベストセラーで、何度も映画やドラマ化されている世代を超えて支持されている作品です。
今までドラマ化された全作品を見ているので、今回も「キャストがいったい誰になるのか?」興味シンシンでした。
主役の財前五郎役の岡田准一や愛人役の沢尻エリカをはじめとして、キャストが気になっていた人も多いのではないでしょうか?
「白い巨塔」の放送はいつまで?放送時間は?
テレビ朝日系列
2019年5月22日(水)~26日(日) 5夜連続放送でした。
21時~22時24分(最終話は23時10分まで)
#白い巨塔 大発表なう👏✨
5.22(水)〜26(日)よる9時‼️ #5夜連続#岡田准一#松山ケンイチ #沢尻エリカ #寺尾聰#小林薫 #松重豊 #岸部一徳#椎名桔平 #夏帆 #飯豊まりえ #斎藤工 #向井康二 #岸本加世子 #柳葉敏郎#満島真之介 #八嶋智人 #山崎育三郎 #高島礼子 #市川実日子 #美村里江 #市毛良枝 pic.twitter.com/T1JCW8rpPn
— テレビ朝日『白い巨塔』【公式】アカウント (@shiroikyotou_ex) 2019年3月4日
「白い巨塔」のあらすじを簡単に言うと?
「白い巨塔」詳しく書いてしまうとネタバレになるので、ザックリまとめてみました。
以前小説を読んだりドラマを見た人でも、あらすじって意外とうろ覚えだったり忘れていたりしますよね。
目次
「白い巨塔」あらすじをザックリまとめました!
主人公は、浪速大学に勤務する、エリート天才外科医で野心家の財前五郎(岡田准一)。
ライバルでもある、研究一途で気骨のある医師里見脩二(松山ケンイチ)という対照的な二人の人物を通して描かれる、医学界の問題を鋭く追及した社会派小説です。
財前五郎が強烈な野心を燃やし、さまざまな策略を巡らせて狙うは教授の椅子!
教授選挙に向かって猪突猛進する財前五郎に、思わぬ展開が待ち受けています。
財前五郎の愛人花森レイコ(沢尻エリカ)や里見脩二に想いを寄せる東佐枝子(飯豊まりえ)など、骨太な物語の中に恋模様も…。
財前五郎が出世のために突っ走ったあげく行きつく、あっと驚く最後も見応えがあります。
「白い巨頭」の魅力は、医療界の闇に一石を投じるだけではありません。
人間の本質や生きることについて深く考えさせられる大きなテーマが根底に流れていて、個性あふれる登場人物が織りなす人間模様から目が離せません。
ザックリみとめてみましたが、ドラマ化されると物語の設定も少し変更している部分があるかもしれないですね。
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「白い巨塔」2019のキャストは?
2019年版「白い巨塔」のキャストは、今までの作品よりも少し若めな気がしますが、新たな魅力が発見できそうなキャストですね。
主役の財前五郎(岡田准一)とライバル里見脩二(松山ケンイチ)以外のキャストは以下になります。
小林薫/財前又一…財前五郎の義親、財前産婦人科医院院長、浪速医師会副会長
夏帆/財前杏子…財前五郎の妻
寺尾聰/東貞蔵…第一外科教授
高島礼子/東政子…東教授の妻
飯豊まりえ/東佐枝子…東教授の娘
松重豊/鵜飼裕次…第一内科教授・医学部長でのちに浪速大学学長
浅田美代子/鵜飼教授の妻
岸部一徳/大河内清作…病理学科教授
市川実日子/野坂教授…浪速大学で紅一点の教授
徳永えり/里見三知代…里見の妻
椎名桔平/船尾徹…東都大学第二外科教授
筒井道隆/菊川昇…金沢国際大学の教授で教授選挙では財前五郎のライバル
八嶋智人/佃友弘…財前の部下
満島真之介/柳原雅弘…財前の部下
柳葉敏郎/佐々木庸平…ガン患者
岸本加世子/佐々木よし枝…佐々木の妻
向井康二/佐々木庸一…佐々木の息子
斎藤工/関口徹…佐々木家の代理人を務める弁護士
山崎育三郎/国平幸一郎…財前の弁護士
市毛良枝/黒川キヌ…財前の母
美村里江/亀山看護師…看護師
歴代の「白い巨塔」作品を比較すると?
これまで「白い巨塔」は、映画化は1作品、ドラマ化は4作品あります。
既に15年前ですが、唐沢寿明主演の「白い巨塔」は最終回の視聴率は32・1%(ビデオリサーチ調べ)という高視聴率を記録しました。
- 映画「白い巨塔」 1966年(大映) 主演:田宮二郎
- 連続ドラマ「白い巨塔」 1967年(現テレビ朝日) 主演:佐藤慶
- 連続ドラマ「白い巨塔」 1978年(フジテレビ) 主演:田宮二郎
- スペシャルドラマ「白い巨塔」 1990年(テレビ朝日 ) 主演:村上弘明
- 連続ドラマ「白い巨塔」 2003年(フジテレビ) 主演:唐沢寿明
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「白い巨塔」連続ドラマの歴代キャストは?
それでは、連続ドラマ「白い巨塔」歴代の主要なキャストを比べてみましょう!
1978年⇒2003年⇒2019年の順で比較していきます。
主人公:財前五郎(浪速大学第一外科助教授)
田宮二郎⇒唐沢寿明⇒岡田准一
田宮二郎は最終回を迎える前に猟銃自殺をして大きな話題になり、視聴率も最終回は30%超えを記録しました。
財前を演じる男優は作品ごとに小柄になって、岡田准一が原作のイメージに近くなっていますね。
とはいえ一番気になるのは、まさかの「財前、爽やか気さく説」でしたが、実際は全く気さくじゃなかったのでひと安心でした。
ライバル:里見脩二(浪速大学第一内科助教授)
山本學⇒江口洋介⇒松山ケンイチ
子供のころ見たので山本學はちょっと年配っぽく感じていたので、江口洋介がイメージ的には一番近い気がします。
松ケンはド根性ガエルのイメージが強すぎですが、芸達者なので期待してましたが、かなりイイ線いってましたよね。
前半はちょっと財前との絡みが少なかったというか、かなり控えめな里見でしたよね。
もっとバンバン財前に意見しても良かった気がします。
財前の愛人:花森ケイ子(クラブ「アラジン」のママ)
太地喜和子⇒黒木瞳⇒沢尻エリカ
花森ケイ子といえば、子供心に色っぽくてとてもステキに映った太地喜和子が断トツに美しいです。
沢尻エリカはクラブのママというより、キャバクラのチーママっほい気がするのは私だけ…?
里見脩二に想いを寄せる:東佐枝子(東教授の娘)
島田陽子⇒矢田亜希子⇒飯豊まりえ
飯豊まりえはエイベックス所属のモデルさんです。
この役柄は、歴代その時代の旬の若手女優さんが演じてきましたが、今回は抜擢って感じがしますね。
どんな演技をするのか楽しみです。
島田陽子も矢田亜希子も里見脩二にほのかな想いを寄せる役でした。
今回、前半はそんな雰囲気も余りなく設定が違うのかなーと思っていたら、後半でやっとそんな感じが出てきました。
でも、いきなり「好きです」と里見に告白したのが、唐突すぎでしたけど。
財前杏子(財前五郎の妻)
生田悦子⇒若村麻由美⇒夏帆
歴代の女優さんからすると、なぜ夏帆?って気もしますが、どんな財前五郎の妻を演じるのか注目していました。
ですが実際ドラマが始まってみると影が薄くて、唐沢版の若村真由美と比べると迫力不足だし、そもそも若すぎなのではと思いました。
キョーレツな医師奥様サークル「くれない会」での出番が楽しみでしたが、ほとんど場面がなかったですよね。
里見三知代(里見脩二の妻)
上村香子⇒水野真紀⇒徳永えり
歴代はお嬢様系の良妻賢母タイプですが、今回の徳永えりって誰?というか知りませんでした。
調べてみたところ、ファッション雑誌「ピチレモン」の準グランプリを獲得した31歳のモデル出身の女優さんでした。
「フラガール」にも出演していたそうです。
なんか今回のキャストはモデル出身の女優さんが多いですね。
柳原雅博(浪速大学第一外科医局員)
高橋長英⇒伊藤英明⇒満島真之介
以前はたしか柳原弘という名前だったはずのですが、なぜ柳原雅博なのでしょうか?
私の記憶が正しければ、前は「やないはら」と読んだはずなのですが、今回は「やなぎはら」です。
この役どころはキーパーソンですが、高橋長英も伊藤英明も、どちらもすごく良かったです。
果たして私の知っている柳原かどうかなと思っていたら、やはり同一人物でした。
今回、満島真之介の気弱でナイーブが雰囲気が、柳原役にピッタリ合っていて良かったと思います。
弁護士役の2人が意外なキャスト!
こうして比べてみると、それぞれのドラマでキャストが違うと持ち味もドラマの雰囲気も全然違いますよね。
今回の弁護士役は、斎藤工と山崎育三郎です。
二人とも弁護士のイメージがあまりつかないですが、どんな弁護士さんになるのか楽しみですね。
ちなみに、唐沢版「白い巨塔」では、上川隆也とミッチーこと及川光博が演じました。
テレビ朝日開局60周年記念「白い巨塔」
5夜連続放送という大プロジェクト。
そして、素晴らしい豪華なキャストの皆さんとご一緒出来たこと、刺激的な現場でした。
主演の岡田准一さん演じる財前五郎の顧問弁護士、国平幸一郎役をやらせて頂きます。
是非ご覧ください!!#5月22日から26日 #21時 pic.twitter.com/yCXy0mGnoR
— 山崎育三郎 (@ikusaburo_0118) 2019年3月4日
私的には、財前はやはり田宮二郎、里見は江口洋介で、ケイコは太地喜和子です!
とはいえ、岡田准一の財前五郎は意外にハマっていますね。
「白い巨塔2019」は、財前五郎が気さくなキャラに変身ってホント?!
ところでテレ朝版「白い巨塔」は、放送前には「財前五郎が爽やかで気さくなキャラに変身するらしい?!」という噂がありました。
財前五郎といえば、野心メラメラの油断もスキもない冷静沈着のオレ様キャラが魅力のはず。
それがイイ人キャラなんて、昔の作品をリアルタイムで見ている自分としては「ちょっと違うな~」と思ったりしていました。
ですが、実際始まってみたら、爽やかで気さくな財前じゃなくて安心しました(笑)。
ちなみに原作での財前五郎の描写は「五尺六寸、筋肉質のがっしりとした体躯、精悍なぎょろりとした眼、毛深い手」なので、ちょっとイメージが違いすぎですね。
五尺六寸は約169cmですから、財前五郎を演じた歴代の俳優さんはちょっと背が高すぎですね~
今回の岡田くんは、そこはイメージが合っているかな?
皆様はじめまして☀️
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来年の放送まで末永く応援よろしくお願いいたします🙇♂️🙇♀️#白い巨塔#岡田准一#テレビ朝日#開局60周年記念#5夜連続ドラマスペシャル#山崎豊子#2019年 #来年 pic.twitter.com/oifN8jJDbp— テレビ朝日『白い巨塔』【公式】アカウント (@shiroikyotou_ex) 2018年10月17日
唐沢版が評価が高かったので、主演の岡田クンはかなりのプレッシャーだったかと思いますが岡田版もイケてますね!
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