くろぎさんが大門に移転して約一ヵ月たちました。
再訪問しましたが、オープン当初のバタバタは落ち着いてきた感じです。
前回は気づきませんでしたが、師匠である京味の西さんの色紙が飾ってありました。
「食する幸せ 料理する幸せ」と書かれています。
新生くろぎさんの春のお料理
まずは杯でお酒がふるまわれてスタート。
・鯛の白子とトマトの酢〆
・薄い豆
・初もののジュンサイ
湯島時代から不動の定番、焼きごま豆腐。
熱々の石板に乗っていて、おこげも楽しめます。
泡はポール・ロジェのウインストン・チャーチル2004。
文句なく美味!
タラの芽とアワビの天ぷらを肝醤油でいただきます。
下の写真は左は桜エビのかき揚げ、右は赤貝の和え物。
お椀は蛤。
揚げ蛤と新わかめ、筍、桜の花びらの塩漬けが散らしてあります。
お椀のデザインは波絵だそうです。
徳島のアスパラと大分の車エビ。
上には黄味醤油と木の芽。
アイナメは、脂がのっていて美味。
八寸は鴨、ごり、無花果、里芋、空豆、枝豆、からすみ。
これはお酒が進みますね。
珍味はばちことからすみ、焼き筍。
まぐろ、めちゃめちゃ美味しそう~
お造りは、まぐろ、桜鯛、つぶ貝。
徳島の吉野川の鰻。
花山椒がアクセント。今の季節ならではですね。
宮崎牛はシャトーブリアン。
さっと湯通ししてお出汁でいただきます。
焼きかカツが定番なので珍しいです。
こちらにも花山椒がたっぷり。
ご飯は3種類。
炊き立てを黒木さんが見せてくれます。
まずは魯山人ご飯。
由来は、魯山人がお客さんをもてなす際に出したことから、そう呼ばれるようになったとか。
黒木さんの修行先である京味さんでも出されるご飯で、西さん自身も魯山人からご馳走になったそうです。
細切りにした昆布と鰹の出汁を混ぜて、醤油で味つけしています。
かきまぜてトロっとしたら、ご飯にかけていただきます。シンプルだけどしみじみ美味しいです。
あとは、薄い豆ご飯と桜海老ご飯。
お誕生日会だったのでケーキでお祝い♪
そして、わらび餅に塩アイス。
湯島時代の定番、葛切りからチェンジしたようです。
シャトーディケムも定番になったみたいで、「わらび餅にかけて下さい」って言われるのですが、そんなのもったいない!
そのまま、いただきます(笑)。
お土産は、いつものご飯と、抹茶のデザート。
上は抹茶のムース、下はレアチーズケーキの二層になっています。
銀座シックスに新しくオープンした鯛茶のお店茶茶で販売しているそうで、なんと1時間半で売り切れるとか!
くろぎさん、ますます勢いを増していますね。
➡今までの訪問記事はこちら。
■くろぎ
住所:東京都港区芝大門1-7-10
電話: 03-6452-9039 ※ランチのみの予約番号です(夜はしばらく予約できないようです)。
営業時間:昼12:00~14:30 夜17:00~22:00(L.O)
定休日:日曜日・祝日・年末年始・お盆