今や東京だけでなく、日本を代表する和食店になったくろぎさん。
湯島で約10年営業していましたが、3月21日にいよいよ大門に移転します。
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新店は大門交差点からすぐ!
浜松町からも近く、6階建ての新築ビルに生まれ変わります。
今は38席ですが、よりお客さんに丁寧なサービスと質の高いお料理を提供したいとのことで、16席(カウンター10席と個室)に減らすそうです。
ますます予約は困難になりそうですね。
席数は少なくなりますが、鯛茶づけのランチはなくなり、お昼も夜と同様のお料理がいただけます。
ということで、湯島での最後の夜を楽しんできました。
湯島のお店は風情ある一軒家だったので、大正時代の建物で三味線のお師匠さんのお家だったとか。
湯島ラストのくろぎさんのお料理は?
スタートはビール代わりにお茶割で。
定番の焼き胡麻豆腐。この季節は蕗を練りこんでいます。
蕗バージョンが出てくると、春を感じ始めます。
やりいか。上には木の芽。
名残りの津居山蟹。最後は甲羅酒でいただきます。
お椀は、ひな祭りも近いので蛤のしんじょう。
八寸。
ばちこ、鴨、たこ、なまこ、生くちこ巻き、そら豆、稲荷巻き、金柑ゼリー寄せetc.
器は蛤。桃の花が可愛いです。女性だけについてました(笑)。
お酒は黒龍。
お猪口は洒落たアンティークでしたが、撮り忘れました。
続いて、山本。
お造り。
鮪は和歌山。淡路の鯛と村さんのボラ、あんこう。
宮崎牛。
黒木さんは宮崎ご出身なので、お肉はいつも地元のものです。
焼きかカツで出てきますが、今夜はシンプルに焼きでいただきました。
煮椀は、あいなめとわらび。
宮崎牛の炊き込みご飯。香の物とあおさのお味噌汁。
おかわり自由ですが、すでに満腹です(笑)。
〆は葛切。黒木さんが修行した新橋の京味の定番です。
水出しコーヒーは猿田彦珈琲。
黒木さんは東大の中に菓子屋さんを出していますが、猿田彦珈琲のコーヒーがオンメニューしています。
毎日、そこで淹れたものを持ってきているそうです。
新しくソムリエさんも入ったそうで、新店に向けて準備もちゃくちゃくと進んでいるようです。
趣がある素敵な空間の湯島のお店とお別れするのは寂しいですが、ニューくろぎがどんなお店になるのか、来月が楽しみです。
お土産。
■くろぎ
住所:東京都文京区湯島3-35-1
電話: 03-5846-3510
営業時間:昼11:30~ 12:30~ 夜17:00~22:00(L.O)
定休日:日曜日・祝日・年末年始・お盆
※湯島営業は2017年3月9日まで。大門は3月21日より営業。