東京の和食の名店、京味を経てくろぎで研鑽を積んだ小川さんが開いた和食「御成門はる」に行ってきました。
オープンは2019年3月。
2021年「ミシュランガイド東京」で一つ星を獲得した注目の和食店です。
「御成門はる」の場所は?
御成門はるの場所は、都営三田線の御成門駅または都営浅草線の大門駅駅から5~6分、JR浜松町からは10分弱くらいです。
有名なとんかつの燕楽や愛宕警察署の近くです。
■御成門はる
住所:東京都 港区芝大門1-2-2 中川ビル1階
電話:03-6809-2502
営業時間:18:00〜23:00
定休日:不定休
ご主人の小川さんは「京味」「くろぎ」出身!
「御成門はる」のご主人、小川晴行さんは京味出身で、その後、大門くろぎで研鑽を積んだ方です。
明るく誠実なお人柄でくろぎ時代から小川さんファンも多く、既に予約が取りにくくなっています。
「御成門はる」は丁寧な仕事が光る優しい味わい!
コースは一本15,000円のお任せのみです。
一品目は涼しげなお料理。
北海道の毛ガニとカニ味噌、おくらに出汁のジュレがかかっいます。
トウモロコシは干したホタテの出汁がきいていて味わい深い。
シンプルだけどしみじみ美味しい!
「御成門はる」は日本酒メニューが充実!
ご主人の小川さんが選んだお酒は、どれもとっても美味!
季節ごとに、美味しいと思ったお酒を厳選してそろえているとのこと。。
スタートのお酒は、紗利 五割諸白 純米大吟醸
すっきりしていて、初めに飲むのにピッタリです。
その日の気分で飲みたいお酒や、好みを言えばセレクトしてくれます。
宮城の伯楽星、特別純米。
キレイなお酒です。
酒器もいろいろ♪選ぶのも楽しいです。
続いてのお酒は山形正宗。
名前の通り山形のお酒です。
東北のお酒はどっしりしたイメージがありますが、コクがあるのにキレもあってお料理を引き立ててくれます。
福島の会津娘、芳醇純米酒です。
会津産のお酒を使った、柔らかくてふくよかな味わいのお酒です。
あ、これはお茶じゃなくてお酒です。
焼酎の緑茶割をチェイサーにしています(笑)。
「御成門はる」の定番胡は麻和え!
はるさんの胡麻和えは絶品です。
その理由は、目の前で胡麻を炒って、擦りたてのホヤホヤで出してくれるから!
店内が芳ばしいゴマの香りでいっぱいになります。
糸瓜、どんこ椎茸、小松菜を土佐酢と胡麻で和えています。
すごく珍しいキノコだそうで、佐渡のカマトリタケモドキという名前です。
別名「日本のポルチーニ」と言われているそうで、飯蒸でいただきました。
お造りは佐島のタコと鱧。
鱧はひと塩で寝かせたそうでネットリして美味しい♪
八寸。
もう秋の気配ですね。
ワカサギの酢の物、川海老のからあげ、むかご、じゃこと新ショウガ和え、鳴門金時、イワシ、茗荷。
鱧のあられ揚げと塩ぎんなん。
これ激ウマでした。
無花果と白みそって絶妙なマリアージュです。
これはくろぎさんでも定番の一皿。
お口直しのフルーツトマトでさっぱり。
松島の大穴子は肉厚、味もしっかりで食べ応え十分!
塩とタレでいただきます。
茄子は干しエビの出汁が聞いていて、お酒とよく合います。
シンプルでしみじみ美味しいお料理が小川さんの魅力です。
鍋は鱧です。
ボリューム満点で、そろそろお腹もいっぱいになってきましたが、美味しいのでどんどん食べちゃう(笑)。
「御成門はる」絶品のご飯タイム!
ご飯タイム♪
焼き立てのマスノスケ。
いくらをたっぷりかけていただきます。
これは間違いなく美味しい!
おかわりも出来るので、たくさん食べちゃいました。
シャインマスカットの冷たいデザート。
アイスクリームは手づくり!
ふかしたてのお芋と一緒に食べると幸せの美味しさです。
小川さんのお料理はひとつひとつ手間をかけて丁寧に作られていて、とっても美味しかった!
お一人でやっているので大変そうですが、また次回も楽しみです。
どんどん進化していくお料理に期待しています。
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