和食 食べ歩き

大門に移転間近!東京・和食の名店くろぎで蟹を楽しむ

2019/07/20

今、東京の和食で一番勢いがあり、予約が難しいお店といえば湯島のくろぎさんが筆頭ですね。
開店当初から通っていますが、あっという間に人気店になりました。

黒木さん

店主の黒木さんは、フジテレビのアイアンシェフに出演したり、JALの機内食を監修したり活躍されています。
オープン当初より値段はアップしていますが、東京で最高峰の食材を仕入れているのとホスピタリティも抜群なので、行く価値は十分あるお店だと思います。
現在は湯島の風情ある一軒家ですが、来年には増上寺にほど近い、港区の芝大門へ移転してしまいます。

※くろぎさんは2017年3月21日に大門に移転しました。

➡移転詳細についてはこちら

➡移転後、初訪問の記事はこちら

 

くろぎさんの霜月のメニューとは?

11月はいよいよ蟹のシーズン!
今月のメニューをご紹介したいと思います。

突き出しがわりに必ず初めに出てくる定番メニュー、焼き胡麻豆腐。
これをいただくと、くろぎさんに来たなーと実感する一品です。焼き胡麻豆腐

白子と鯛。
本当はウニが乗っているのですが、私はあまり好きではないので鯛に変えてくれました。
以前に「ウニはちょっと苦手」と話したことがあるのですが、それ以来言わなくてもこういう気遣いをしてくれるのは嬉しいですね。鯛と白子ゼリー

穴子のしんじょうのお椀。

穴子しんじょうのお椀

蟹シーズン到来!

そして、11月と言えば蟹ですよね。
津居山(ついやま)の松葉蟹です。

京都の蟹と言えば津居山と間人が有名ですが、津居山蟹は城崎温泉の近くの津居山港で水揚げされた松葉蟹、一方、間人(たいざ)蟹とは京丹後市にある間人港で水揚げされた松葉蟹です。

津居山(ついやま)の松葉蟹

贅沢に生のばちことこのわたが乗ったご飯。
ご飯というよりアテですね(笑)。

生のばちことこのわたが乗ったご飯

八寸。
鴨、なまこ、さんま、金時人参、栗、カラスミ。
器も素敵です。

八寸

お造り。
大間の鮪、クエ、鯛、鮟肝。

大間の鮪、クエ、鯛、鮟肝

名残りの徳島県・吉野川の鰻。
今年の食べおさめです。

名残りの徳島県・吉野川の鰻

煮椀は海老芋。

海老芋の煮椀

 

宮崎牛は隠れた人気メニュー!

宮崎牛の牛カツ。
黒木さんは宮崎のご出身なので、お肉は宮崎産のものを使っています。
くろぎさんの牛カツは本当に美味!
シンプルに焼いたお肉の時もあるのですが、私はこちらが好みです。

宮崎牛の牛カツ

 

くろぎさんの炊き込みご飯は絶品!

炊き込みご飯は2品出ました。

1品目は蟹ごはん。
内子も身もたくさん入っています。

蟹ごはん

おかわりは何杯でもOKで、食べきれない場合はお土産にしてくれます。

茶碗によそった蟹ご飯

 

2品目はいくらとハラスのご飯。

いわゆるハラコメ飯です。

くろぎさんの炊き込みご飯は毎回楽しみですが、その中でもこれはベスト3に入ります。

いくらが宝石みたいにキラキラしていて見た目からノックアウトされます。

ハラコご飯

美味しくて何杯でも食べれちゃいます。
くろぎさんデーは、ダイエットはしばしお休みです(笑)。

お茶碗によそったハラコ飯

食後は、葛切り。
黒木さんの修行先である京味の定番でもあります。
目の前で作ってくれるので、出来立てをいただきます。
猿田彦珈琲の水出しアイスコーヒーで〆です。

出来立ての葛切

これから季節は食材が豊富で毎月どんなお料理が出るのかワクワクします。
来月も楽しみです。

 

■くろぎ

住所:東京都文京区湯島3-35-1

電話: 03-5846-3510

営業時間:昼11:30~ 12:30~ 夜17:00~22:00(L.O)

定休日:日曜日・祝日・年末年始・お盆

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