箱根富士屋ホテルに宿泊!改装前のクラシカルな部屋を大公開
2019/07/20
箱根の宮ノ下の富士屋ホテルといえば、日本を代表するクラシックホテルですよね。
創業130年を超える老舗ホテルで、箱根駅伝の中継でもお馴染みですよね。
実はそのルーツは戦国時代にまでさかのぼります。
豊臣秀吉の小田原攻めで知られる藤屋旅館を買収・改装してできたのが富士屋ホテルなのです。
昭和天皇や皇族・王族が宿泊していて、チャーリー・チャップリン、ヘレン・ケラー、ジョン・レノン&オノ・ヨーコ、マッカーサー、三島由紀夫等の著名人も宿泊しています。
耐震補強工事のため、平成30年4月から32年春までの2年間休業するとのことで、その前に宿泊することにしました。
素敵な外観ですよね。
西洋モダンと和のテイストを取り入れたデザインが魅力のホテルです。
エントランスの階段は赤い絨毯がレトロな雰囲気ですね。
ロビーも歴史を感じる重厚なインテリアです。
フロントでは富士屋ホテルの制服を着た可愛いクマちゃんがお出迎え。
桃の節句の時期だったので、お雛様が飾ってありました。
本館から花御殿に続く廊下のタイルが素敵です。
チェックインすると、館内見学ツアーが16時からあるいうので参加してみました。
ホテルのスタッフの案内で、富士屋ホテルの歴史や裏話を解説しながら館内を巡るツアーです。
日~金曜日の16:00スタートで40分くらいです。
集合場所はチャペルです。
3代目の山口正造さんが、こだわってた造ったメインダイニングをオープン前に見学しました。
正造さんは、大変なアイデアマンだったそうで、館内のあらゆるところに工夫がこらされています。
微に入り細に入り、すべてが凝った造りになっています。
天井は600種類以上の日本アルプスの草花が描かれていて、すべて違う絵柄です。
柱の下には、怖い顔のトーテムポールがあるのですが、これは3代目の山口正造さん自身だそうです。
ホテルのスタッフがお客さんに最高のサービスを提供するように厳しくも温かく見守っているという意味が込められているとか。
見学ツアーだと、こういうエピソードが聞けるのも良いですね。
週末だったせいもあり、参加者は40人くらいいたと思います。
今夜のディナーはこちらで頂くので、今からワクワクします♪
続いて、お部屋を紹介します。
本館に宿泊したのですが、途中の廊下もレトロで雰囲気があります。
お部屋はこんな感じです。
鍵もレトロです。
バスルーム。
奥に脱衣場があり、結構なスペースがあります。
アメニティグッズは花柄のパッケージで可愛いです。
2年後のリオープンが楽しみです♪
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■箱根富士屋ホテル
住所:神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下359
電話: 0460-82-2211
公式サイト http://www.fujiyahotel.jp