【くろぎ芝大門】は東京一予約が困難な和食!(湯島から移転)
2021/02/27
今、東京で最も予約がとれない和食というと、芝大門のくろぎさんではないでしょうか。
※くろぎさんは2017年3月21日に湯島から大門に移転しました。
※今までの訪問記事一覧は、一番下にあります。
くろぎは芝大門に移転してますます予約困難に!
オープンから芝大門移転まで営業していた湯島のお店は、趣きある素敵な佇まいのお店でした。
湯島駅からほど近く裏路地にある風情のある一軒家で、もともとは三味線のお師匠さんの家屋だったそうです。
2008年の開店当初は「湯島一二一」という名前でした。
「一二一って番地?」と思っていたら、聞けばバスケットボールのマンツーマン・ディフェンスが由来だそうです。
一人一人のお客さんに対して心のこもったお料理とサービスでおもてなししたい、という気持ちでつけたとのこと。
湯島時代の八寸はこんな感じです。
あっという間に超人気店に!
通い始めた頃は今ほど予約は取りにくくなかったのですが、どんどん人気が出てきて今や一年待ちは当たり前と言われる予約困難なお店になってしまいました。
そして、店名もご主人の名前「くろぎ」に変わりました。
思えば、人気のきっかけはフジテレビの料理番組「アイアンシェフ」の出演だっのかもしれません。
ご主人の黒木純さんは新橋の名店、京味の出身
イケメンというのも人気の理由のひとつかもしれませんが、京味で修行を積んでいるので腕も確か。
お料理ももちろん美味しいです。
定番料理は、焼き胡麻豆腐
焼き胡麻豆腐は開店以来、変わらないメニューです。
山菜の季節は蕗を練りこんだものになりますが、それもまた美味です。
お祝いごとや記念日の際には、金箔のお赤飯か登場します。
お椀まで金箔入りの時もありました(笑)。
そして、八寸はいつも美しく、お酒がどんどん進みます。
こちらは舟形の器。バチコはお約束。
お刺身は築地で一番良いものを仕入れているので抜群に美味しいです。
ミシュラン三つ星のお鮨屋さん、さいとうさんと同じ仕入先とのこと。
今の季節は、やっぱり鮎ですね。
これは徳島の勝浦産。
そして鱧も夏の風物詩。
黒木さんは宮崎出身なので、宮崎牛のお料理もよく出てきます。
チャンピオン牛の牛カツ。
シンプルに焼いただけも出てくる時がありますが、そちらもとっても美味しいです。
お楽しみは炊き込みご飯
炊き込みご飯は、季節ごとに具材が違います。
今まで食べた中で特に印象に残っているのは、ゴージャスなハラスとキャビアの炊き込みご飯でした。
これからのシーズン、秋は松茸ご飯が楽しみです。
松茸以外にも、秋は新物のいくらとハラスのご飯も美味しいです。
〆は京味の定番でもある葛切。
お抹茶も立ててくれます。
水出しコーヒーは猿田彦珈琲です。
くろぎさんの魅力は、ホスピタリティの素晴らしさ!
黒木さんはサービス精神旺盛で、女将さんや番頭さんの岡部さんをはじめチームワーク抜群で楽しませてくれます。
くろぎさんの神髄を堪能するなら、カウンター席がおすすめ!
美味しいお料理の数々とライブ感たっぷりのパフォーマンスをぜひ体験してみて下さい。
予約を取るのはかなり大変ですが、それだけの価値はあると思います。
2017年に港区の芝大門に移転してから席数も半分に減り、ますます予約困難になっています。
芝大門くろぎ移転 関連記事
くろぎ訪問記事 一覧
今までの訪問記事は、以下をご覧ください。
2017年3月 大門移転後に初訪問でいただいた筍コース
2017年4月 春のお料理を堪能!大門移転後のくろぎに再訪問しました
2017年7月 夏本番!鮎と鱧を堪能しました
2017年12月 師走を飾る蟹・河豚・牛コースを楽しみました
■くろぎ(湯島から芝大門に移転しました)
住所:東京都港区芝大門1-7-10
電話: 03-6452-9039 ※ランチのみの予約番号です。
営業時間:昼12:00~14:30 夜17:00~22:00(L.O)
定休日:日曜日・祝日・年末年始・お盆
※湯島は2017年3月9日に営業終了。大門は2017年3月21日より営業開始。